精神看護学
みなさんも心が折れそうになったり、気持ちが疲れたりすることはありませんか?精神的な健康と不健康はつながってあります。
精神看護学は子どもからお年寄りまで、全ての方を対象に「精神の健康」の視点から看護を学んで行きます。「ときに癒し しばしば支え つねに共に在る」対象者の心に寄り添う看護実践を学びましょう。
領域からのメッセージ
精神看護学では、精神面の健康の保持と、健康な状態を促進することが大切です。そして健康な状態が保持出来なくなった時、こころの病の状態になります。こころの病を専門的に理解し、回復を支援するために必要な知識や技術を学びます。看護師は弱ったこころを癒し、折れたこころが回復することを促せる仕事です。あなたができる様々な援助について学びましょう。
おもな科目
- 精神看護学概論
- 心の健康を保持増進する看護職者の役割と、他専門職種との連携・協働のあり方について学ぶ。心の発達段階と発達課題を根底に、各段階における特徴と心の健康に影響を及ぼす要因ついて学習し、精神面の健康保持の重要性について理解する。また、日本の精神看護における課題について歴史的変遷を通して考察する。
- 精神看護方法論T
- 精神に障がいを持つことによる症状や日常生活上の課題に応じた看護の基礎を学ぶ。また、対象者が他者と治療的に関わり、セルフケア行動ができるようにするための援助方法の基本について学び、他職種との連携・協働について理解する。
- 精神看護学実習
- 精神障がいをもつ対象を身体的・精神的・社会的側面から理解し、精神症状と身体の関連性、さらに日常生活への影響がわかり、看護過程を展開し看護を実践する。保健医療福祉チームにおける看護師の役割や連携について学ぶ機会とする。