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足利長寿研究2がはじまりました

 11月6日(水)、本城キャンパス創生ラボにおいて、キックオフミーティングに引き続き足利長寿研究2がはじまりました。

 足利長寿研究1の結果、すなわち、脳機能の低下には、まず、酸化ストレスを消去する能力、抗酸化能の低下から生体内に炎症が生じ、脳細胞膜障害からその機能が低下するという仮説が示されました。また、健康長寿者は必須アミノ酸の値が高いこともわかりました。そして、これらの結果から、脳機能の維持・低下の予防にはよく歩くことと良質なたんぱく質を取ることが必要なことがわかりました。したがいまして足利長寿研究2では、11月6日(水)に、まず研究の趣旨をご理解いただき、研究の参加の意思のある65歳以上の高齢者44名の市民の協力のもと、無作為に4群、これまで通りの生活をしていただくA群、ウオーキングなどの有酸素運動をしていただくB群、アミノ酸を取っていただくC群と、運動とアミノ酸を取っていただくD群に分かれていただき、研究開始日の検査として、身体計測、血圧・脈拍測定、身体組成測定、そして血液検査をしました。今後、経時的に進捗状況を確認していき、3か月後に同様の検査をし、それぞれの介入の効果を比較検討していきます。なお、当日の検査には、共通教育センター吉田教授をはじめ、看護学部の6名の助手の方々にご協力をいただきました。

 


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