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建築・土木分野の西村友良教授が「とちぎ次世代産業創出・育成コンソーシアム 試作開発支援」に採択されました

 建築・土木分野の西村友良教授が、とちぎ次世代産業創出・育成コンソーシアム 試作開発支援に採択されました。

 栃木県は2019年に「とちぎから世界に貢献する次世代産業を創出すること」を目的として県内6大学、高等専門学校、金融機関、県内ものづくり企業からなる「とちぎ次世代産業創出・育成コンソーシアム」を設立しました。

 とちぎコンソーシアムでは県内の研究者やベンチャー企業を発掘し、技術シーズを活用した事業プランを事業会社や金融機関に対して発表するコンテスト「とちぎテックグランプリ」を開催しており、2021年3月に西村教授は「土の特性を計る技術を応用する」で特別賞(リアルテックファンド賞)を受賞しました。

 とちぎコンソーシアムでは県内のものづくりの強みを生かしながら事業化を促進する「施策開発支援」を実施しており、今回西村教授はこれに採択されました。西村教授の事業計画内容は「土の劣化評価システム開発」です。土は自然環境の中で長い経年を経て風化し、弱くなっていきます。このシステムは現実に劣化した土を再現し、強さ、耐久性などの特性の変化を解明し、土砂災害が少ない社会の構築を目的としています。

 今後金融機関、ものづくり企業と連携しながら、商品化、創業化を目指して参ります。


「とちぎテックグランプリ」特別賞受賞(右 西村友良教授)