小型で強力な超電導バルク磁石装置を導入しました
工学部電気電子分野の横山研究室に、強力な磁力を発生することのできる超電導バルク磁石装置を導入しました。
この装置は強力な冷却装置を備えており、液体窒素が-196℃のところ、この冷却装置では-263度まで冷却することができます。この冷却能力を用いて、極低温における超電導磁石の温度と磁力の関係を調査します。また小型であるという点も特徴で、病院に設置されているMRIが1.5〜3テスラの磁力を発生しますが、この大きさで3テスラの磁力を発生させることができます。
この装置を活用して、どのようにすれば強力な磁力を作り出せるかの研究を進めてまいります。
![]() 今回導入した磁石装置(右は500mlペットボトルとの比較) |