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災害ボランティア活動報告

去る10月8日(木)、関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市若宮戸地区において、足利市社会福祉協議会主催のボランティア活動に、本学から女子学生1名と職員2名が参加し、床上浸水した住居や排水溝の泥出し作業を行いました。
床上60センチまで水に浸かったという家では、玄関周辺の泥を洗い流したり家具を布で拭くなどを行い、またソーラーパネルが崩壊した現場から300mそばの新築住宅では、床下断熱材撤去及び泥出し作業に当たりました。(栃木テレビの記事はこちら
同宅では、水道が1か所使えるようになりましたが、電気はまだ安全確認が取れないため遮断したままです。
1日の片づけが終わると避難先に戻るという生活ぶりに、災害前の状態に復旧するには数か月が必要と感じました。また被害は住宅だけでなく隣接の水田にも影響を及ぼしました。急きょ取り入れた米俵が野積みのまま浸水、一部は流され、残った米からは芽が吹き始めていました。
余りにも悲惨な状況でしたが、5回に及ぶボランティア活動で床下のヘドロをすべて撤去でき、水を含んだ床下の断熱材もすべて撤去し終え、翌々日の日曜日には消毒作業が出来るようになり、立ち会った奥様から感謝の言葉をいただきました。