足利工業大学 学長 荘司 和男
 本学は、聖徳太子が制定した「17条の憲法」にある「和」の精神を建学の精神として、人間力豊かな「心あるエンジニア」、「心ある看護者」の育成を目標としています。また、その「和」の精神を世界に広げ、発展途上国との共同研究、留学生の受け入れ等を積極的に行い、在学生へのグローバル教育の一助としています。
 ここで本学に関するニュースを紹介します。東京商工リサーチがまとめた「2015年全国社長出身大学調査」において、栃木県内企業の社長の出身大学は、県内に本校を置く大学の中では本学がトップでした。
 また本学は、日本語教育振興協会が主催している「日本留学アワーズ」の理工系大学部門での大賞を4年連続で受賞致しました。「大学全体で留学生を歓迎し、地域と一体となって育てていこうという意識が感じられる」ところが高く評価されました。
 本学は地方の小さな大学ですが、教職員と学生との距離が近くface to faceの教育がし易いこと、地域社会の皆さんが本学学生を支援して下さっていることが大きな特徴です。
 平成29年度は、大学創立50周年を迎えるばかりでなく、看護学部の完成年度であり、また足利市の中心にある本城新キャンパス整備の完成年度でもあります。そのような節目にあたり、更なる教育力の強化と修学環境の充実を図り、地域社会に必要とされる大学、「地域立大学」を目指してまいります。今後とも、ご支援、ご協力の程、宜しくお願い致します。

ページ上部へ戻る